Beecham Researchの最新レポートでLoRaWANがLPWANのリーダーであることを証明
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最新の調査では、ソリューション・プロバイダーやシステム・インテグレーターとの連携により、最大限の運営上の利点と投資収益率が得られることも強調
カリフォルニア州フリーモント – 2023年9月13日 – モノのインターネット(IoT)向けの低消費電力広域ネットワーク(LPWAN)のオープンなLoRaWAN®標準をサポートする企業の世界的な団体であるLoRa Alliance®は、本日、IoT市場の専門家である大手アナリスト会社Beecham Researchによる新しいレポートBriefing for IoT Solution Specialists[1](IoTソリューション専門家向けブリーフィング)を発表しました。同レポートは、LoRaWANに使用されるLoRa®チップセットの出荷数が、他のチップセットの出荷数を2対1以上で上回っていることを示し、「LoRaWANはすでにIoTアプリケーション向けの低消費電力広域ネットワーキング(LPWAN)技術としてリードしている」と述べています。
Beecham Researchの関連レポート「Primary Research of IoT Sectors, Conclusions & Recommendations2」は、エンドユーザーがIoTの専門家と協力してソリューションを効率的に展開し、ROIを最大化していることを指摘しています。ブリーフィングでは、次のように述べています。「購買プロセスにおける専門ソリューション・プロバイダー/システムインテグレーターの影響力は高い。これらはすでに各分野で強力なコネクションを持っており、接続性を含むIoTソリューションの要素の詳細について、技術的なリファレンスとして扱われることが多い。」
「ユースケースに適した接続技術を選択することは、エンドユーザーにとって最も重要な決断です。要件とテクノロジーの選択肢を比較する専門知識が社内にない場合もあるため、ソリューション・プロバイダーは、適切なテクノロジーを見つける手助けをします。」とLoRa Allianceの会長兼CEOであるドナ・ムーアは述べます。「ソリューション・プロバイダーは、ユースケースを分析し、利用可能なテクノロジーに関する教育を提供し、都市計画担当者から農家、製造業者まで、プロジェクト管理者がIoT導入の全容を想定できるようにします。システムインテグレーター(SI)は、IoTセンサーデータを多数のエンドユーザープラットフォームからのデータを統合するプラットフォームに統合することで、こうしたアイデアを実現します。エンドユーザーへのサポートとLoRaWANエコシステムの強さが一体となり、LoRaWANが市場をリードするLPWANとして維持されていることがますます分かってきました。」
IoTコンサルティング・サービスをリードするEYのパートナーであるミロスワフ・ライバ博士は、次のように述べています。「IoTソリューションの設計と実装に関して多くのグローバル企業と協力していますが、接続性の問題に取り組む際には、常に、利用可能な各オプションの長所と短所をクライアントに示しており、LoRaWANは検討されているオプションの1つです。興味深い観察は、いくつかのケースで、LoRaWANが最終的な選択であることが証明されたことです。低遅延のリアルタイム通信は重要なビジネス要件ではないものの、デバイスの低消費電力化に伴い長距離接続を確立する必要がある場合に特に有用です。」
Klikaの米国事業開発担当ディレクター、ボブ・ブランチャードも同様の意見を述べています。「システムインテグレーターの役割は、デバイスがクラウドやサーバーのデータベースにデータを送信できるようにする組み込みアプリケーションコードを書くことです。この専門知識は設計と開発時にのみ必要とされるものであり、つまり、ソリューションの構築と実装を成功させるために従業員数を増やす必要はありません。」Subeca社のパトリック・キーニーCEOのようなエンドユーザーも同意見です。「システム・インテグレーターとのパートナーシップは、Subecaのような新興企業にとってかけがえのないもです。クリティカルなワークロードのために、チームにシームレスに統合できるワールドクラスの人材を得ることができます。」
IoT導入の成功の尺度は、エンドユーザーの既存の技術やインフラとどれだけうまく統合できるかです。企業が大量導入に取り組むチームを持っていない場合、「インテグレーターが引き継ぐことができる」と、インフラプロバイダーであるEmitelの戦略コンサルタント、ヤロスワフ・ムロツコフスキは述べます。「大量導入をスムーズに進め、新規および既存のデータストリームをダッシュボードに統合し、エンドユーザーが収益性や持続可能性の目標など、導入から得られるメリットを迅速に実感できるようにすること」で、大きな価値を提供するとインテグレーターは付け加えました。
LoRaWANの採用が急増するにつれ、確かな経験を持つ専門家を雇いたいと考える企業が増えています。この市場ニーズに応えるため、LoRa Allianceは、LoRaWANの技術的専門知識を検証し、エンドユーザーが必要とするスキル仕様を持つ人材の雇用を支援する「LoRaWAN認定プロフェッショナル・プログラム」を創設しました。
Beecham ResearchによるIoTソリューション専門家向けブリーフィングは、https://lpwaninfo.comから無料でダウンロードできます。
LoRa Alliance®について
LoRa Alliance®はオープンな非営利団体で、2015年の設立以来、テクノロジー分野で最大かつ最も急成長しているアライアンスの1つとなっています。そのメンバーは密接に協力し、専門知識を共有することで、安全でキャリアグレードのIoT LPWAN接続のための事実上の世界標準であるLoRaWAN®標準を開発し、推進しています。LoRaWANには、固定およびモバイルの幅広いIoTアプリケーションに対応する技術的柔軟性と、デバイスが仕様どおりに動作することを保証する堅牢なLoRaWAN認証プログラムがあります。LoRaWAN規格は、世界中の170以上の主要なモバイルネットワーク事業者によって実装されており、世界中で接続が利用可能となっています。詳細情報:lora-alliance.org
LoRa Alliance®、LoRaWAN® 、LoRaWAN CertifiedCM は登録商標です。その他の商標は各所有者に帰属します。使用されているすべての会社名、製品名、サービス名は、識別のみを目的としています。
メディアお問い合わせ:
Stephanie Quinn,
LoRa Alliance PR
+1 480 316-8370
[1] Beecham Research Briefing for IoT Solution Specialists(IoTソリューション専門家向けブリーフィング)
2 Beecham Research Primary Research of IoT Sectors, Conclusions & Recommendations.(IoT分野の一次調査、結論と提言)